2016年1月15日金曜日

NyanSELECT2015



【アンケートより】
★ギター生演奏のインターバルとが、それぞれの芝居がもっと融合してれば良かった…。

★毎年の舞台美術と照明がとても独創的で、毎年楽しみにしています。

劇団T.C.N 『忘れえぬキミ』




撮影:緒花-ohana- (花藍堂)

【アンケートより】


★衣装やメイクも拘りぬいていて、ギターの生演奏中に披露される手品、ダンスも目を引くものばかりでした。トトの悲しみ、ブルーの悲しみ、見た目の可愛さとは裏腹に切ないお話しでした。


★ギターの生演奏がとても素敵でした。兄妹愛より二転三転のストーリーで壮大な芝居。舞台美術を最も意識した素晴らしい舞台でした。

少年ピカレスクロマン「ただそこに在る命の情景」





撮影:緒花-ohana- (花藍堂)
【アンケートより】
★全く先の読めない展開で目が離せませんでした。
まさかのウナギイヌのお話しとは。いい意味でカオスでした。

★シュール!!
なんともいえない世界観が好きです。

Noisy Bloom「愛色の筆触」




撮影:緒花-ohana- (花藍堂)
【アンケートより】
★純文学の様なストーリーで演劇の王道。

★「本当に…」のすれ違う演出で泣くのをガマンできなくなった。やっぱり、Noisy Bloomさんの死の話は美しくてうつくしい!!アクリル板をカンバスにみたてた演出も良い!

ひのにし企画「母」




撮影:緒花-ohana- (花藍堂)

【アンケートより】

★誰もが、誰かの、誰かであるという考え方にはっとさせられました。

照明の使い方がとても良かったです。

★自分の体験と重なる所もちょっびっとあって、涙が出ちゃいました。全体の統一感が気持ちいい。

劇団パンドラ「朔-saku-」





撮影:緒花-ohana- (花藍堂)


【アンケートより】

★白と黒の対称的世界で、現代の負につつまれた場所でも、どう生きるのか、とても考えさせられる作品でした。

★台詞の多い中、最初は恐い話かなと思っていましたが、何かほっこりあたたかい気持ちになりました。人間が再び生まれ変わるという話も、なる程と納得させられてしまいました。

2015年12月26日土曜日

NyanSELECT2015を終えて

『母』の世界観は他の追随をゆるさない圧倒的な演出力であった。
白い布は胎盤。
3枚のアクリル板を通して母と娘が入れ替わり娘と母に。
また、母と胎児に。
目線、指先の動きが、温かくも哀しい。
『静』的な 世界を創造。
『朔』は動的な舞台で言葉を積み重ね上げ、パンドラの世界観を魅せる。
『愛色の筆触』は大正浪漫の清純な世界観を画家と女学生で表現。
白い布をカンパスに見立て、悲恋を永遠の愛にまでも高めた。
『ただそこにある命の情景』は弱肉強食のテーマをメルヘン風に、高校生とウナギ犬(赤塚不二夫の創作)を通して不条理に表現。
4つの作品は全て個性的でなかなか見応えがあり、力作であったと言える。

5年に渡りNyanSELECTを開催して来ましたが、ここで一度区切りとさせていただきます。
時期をみて、また再開できればと思っています。
多くの観客の皆さん、出演団体の皆さん、そして、スタッフの皆さん、最後になりましたが、舞台美術を担当してくれたTOKIさんに感謝の言葉を送ります。
『ありがとうニャン!』

主催
ヤマサキケイコ